県民のみなさまへ

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後期高齢者歯科健診について

高齢期におけるお口の健康を保つことで、健やかで心豊かな生活を支え、そして健康寿命を延ばすことを目的として歯科健診が始まりました。


76歳を迎える年度の6月から12月の間に、広域連合から送付されてくる「受診券」を持参すると、実施受託歯科医療機関で健診が受けられます。健診では、お口の中の衛生状態や食べたり、飲み込んだり、お話しする機能を確認するとともに、お口のケアの重要性が理解できますので、ぜひ受診しましょう。


77歳以上の方も健診を希望される場合は、平成32年度までは健診対象者となります。しかし、施設等に入所又は入居している方、病院、診療所に 6カ月以上継続して入院している方、すでに後期高齢者歯科健診を受診された方は対象外となります。


関連ページ:福岡県後期高齢者医療広域連合ホームページ

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一般診療が困難な方
(体の不自由な方、寝たきりの方、先天性障害の方など)へ

障がいをお持ちということで、歯科医院選びに困ったことはございませんか?障がいを持つ方々やそのご家族などが、地域で安心して治療を受けていただけるように歯科に関する情報を提供いたします。福岡県歯科医師会では、地域の歯科医院における各種対応を掲載していますので、お近くの歯科医院にご相談ください。


Excelファイル:一次医療機関リスト(障がい者歯科)

Excelファイル:一次医療機関リスト(訪問歯科診療)

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訪問歯科診療のご案内

ご高齢になられても、お体が不自由になられても、それまでと変わらない質の高い治療を受けていただくため、訪問歯科診療をご活用ください


障がいをお持ちの場合、お体が不自由になってきた場合、認知症が進み通院を嫌がられる場合、足腰が痛くて通院できない場合、がん末期でご自宅から出られない場合、難病を抱えられている場合など、ご自宅にお伺いする「訪問診療」をご相談ください。
最近の医療機器は小型化しておりますので、ある程度の検査までご自宅で行うことができます。外来に引けを取らない歯科治療やご家族の方の手では難しい口腔ケアを行ったり、ご家族の方の精神的負担を軽減するためにカウンセリングを行ったりと、総合的にサポートできたらと考えております。
「訪問診療」を希望される場合は、お近くの歯科医師会までご相談ください。


PDFファイル:「訪問歯科のご案内」リーフレット

Excelファイル:一次医療機関リスト(訪問歯科診療)

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糖尿病で歯周病の恐れがある患者さんへ

糖尿病の人は歯周病にかかりやすく、逆に歯周病になると糖尿病が悪化するということも明らかになってきました。歯周病と糖尿病は相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられます。歯周病治療で糖尿病も改善できます。糖尿病と診断されたら内科だけでなく歯科も受診しましょう。かかりつけ歯科医師および医科の主治医にご相談ください。


関連ページ:日本臨床歯周病学会ホームページ

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骨粗しょう症の治療を受けている患者さんへ

ビスフォスフォネート系製剤(BP製剤)は、骨粗しょう症やがんの骨転移などに対し非常に有効なため、多くの方々に使用されています。しかし、最近、BP製剤使用経験のある方が抜歯などの顎骨に刺激が加わる治療を受けると顎骨壊死が発生する場合があります。注意が必要です。かかりつけ歯科医師および医科の主治医にご相談ください。


関連ページ:歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020

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フッ素で「むし歯予防」

福岡県歯科医師会では、県民のみなさんが自分の歯でおいしく食べることができ、楽しく会話ができる健やかで、心豊かな生活を送ることを目指しています。規則正しい食生活、食後の歯みがきに加えて「フッ化物」でむし歯予防を始めてみませんか。赤ちゃんから高齢者までが対象です。詳しいお話をお聞きになりたい方は、お近くの会員診療所までご相談ください。


PDFファイル:「フッ化物でむし歯予防」 県歯発行リーフレット

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学童期むし歯予防推進事業

福岡県歯科医師会では、福岡県からの委託事業として、学校関係者や保護者に対し、歯磨き指導と併せて科学的根拠に基づくむし歯予防に関する正しい知識を普及啓発し、予防に対する意識を高め、児童に対する適切な歯科保健指導を促進することを目的に、学童期むし歯予防推進事業を行っています。

平成28年度に福岡県保健医療介護部健康増進課と実施しました「学童期むし歯予防推進事業に関する説明会」の総論およびQ&Aを掲載しています。


講師・回答者:筒井 昭仁
所属:NPO法人ウェルビーイング理事、同付属研究所 主席研究員


PDFファイル:総論

PDFファイル:Q&A

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がんの治療を受けている患者さんへ

がん患者さんは、放射線治療や薬物療法時に白血球数が低下し口腔内感染症等の合併症が生じやすくなります。術前から歯科と医科が連携して、口腔機能の維持改善を図り、術前術後ともに誤嚥性肺炎・感染症などの予防を目指します。かかりつけ歯科医師および医科の主治医にご相談ください。


PDFファイル:福岡県がん医療連携歯科医師名簿(R01.05.01現在)

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歯を失うと認知症のリスクが最大1.9倍に

65歳以上で自分の歯がほとんどなく、入れ歯を使っていない人は、歯が20本以上残っている人に比べ介護が必要な認知症になる可能性が1.9 倍高くなることが厚生労働省研究班の調査でわかりました。食べ物を「あまりかめない」と答えた人が「何でもかめる」と答えた人より1.5倍も認知症になるリスクが高かった。「食べ物を十分かめないと脳の認知能力が低下しやすくなるということです。早めにむし歯や歯周病の治療をすることが認知症の予防につながるといえます。かかりつけ歯科医師および医科の主治医にご相談ください。

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歯磨きができない高齢者など口腔ケアが大切「お口のサポート講習会」

口腔ケアの重要性を医療・介護の現場に周知し、多職種の方への口腔ケアに関する知識と技術の普及に応えるため、福岡県歯科医師会では「お口のサポート講習会」を行っております。今年度のテーマは「終末期における食支援」。川越正平先生から「老いても病んでも地域で暮らし続けるために〜医科と歯科、そして多職種が力を合わせればできること〜」のご演題で、現場で必要とされている知識と技術について、ご講演をいただくことといたしました。皆様の多数のご参加をお待ちしております。


関連ページ:食事介護でお困りの方

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口腔機能低下(オーラルフレイル)の予防には

高齢になると、食べる機能が知らず知らずのうちに低下します。
いつまでも、楽しく食事ができるためには。


食べる・飲み込む・話すなど「口」は人間が生きていく根幹の機能を担っています。
しかし、高齢者は、全身的に機能の低下が生じることがあり、同様に口の機能も衰えてきます。それを「オーラルフレイル」と言います。しかし、高齢者は適切な口腔ケアをすることで病気や介護の予防につなげることができます。
オーラルフレイルの予防には、以下の4点を高めることが重要になります。口の機能を調べる方法と改善法を紹介しますが、かかりつけ歯科医の定期検査が最も大切です。かかりつけ歯科医にご相談ください。


1.口の周りの筋力

チェック項目:頬を膨らませることができない。食べこぼすことがある。
機能アップ方法:左右の頬を同時に膨らませたり交互に膨らませたりするなどの健口体操が効果的です。

2.かむ力

チェック項目:半年前に比べ硬いものが食べにくくなった。口が渇きやすい。
機能アップ方法:指を耳の前に充てて円を描くように回し、唾液を出やすくする唾液腺マッサージと、30回以上噛んで食事することや噛みごたえのある食材を取り入れることが効果的です。最初だけは30回とか続けられる範囲でやればいいと思います。

3.飲み込む力

チェック項目:茶や汁物などでむせることがある。30秒間で唾を3回以上飲み込めない。
機能アップ方法:口を大きく開けて10秒保ち、次いで口を閉じ10秒休む運動を繰り返す開閉口運動、腹式呼吸、発音、首・口・舌の運動などを組み合わせた嚥下体操が効果的です。

4.口の清潔度

口を清潔に保つことで上気道感染を予防することができます。また、様々な病気(特に挿管を行う手術)で入院した場合でも、口を清潔に保つことができれば早く退院できることがわかっています。

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